2022.03.25
令和4年 地価公示
2022年3月22日、国土交通省より公示地価が発表されました。
公示地価とは国土交通省の土地鑑定委員会が決めた全国各地の土地の価格のことで、その年の1月1日時点における価格が毎年3月に発表されます。
この公示地価は、一般の土地取引において取引価格の目安として使われています。
今回は、2022年の公示地価の概要を愛知県中心にお話いたします。
全国平均では、全用途平均・住宅地・商業地が2年ぶりに、工業地が6年連続で上昇しました。新型コロナウイルス感染症の影響が徐々に緩和される中で、全体的に昨年からは回復傾向が見られています。
◆愛知県全体では住宅地で1.0%、商業地で1.7%の上昇となりました。
愛知県HPより抜粋
◆地域別で見ると尾張地域は住宅地で0.5%、商業地で0.6%の上昇となっています。
愛知県HPより抜粋
◆愛知県内で上昇率が最も大きい地点は、住宅地で名古屋市東区泉1丁目の15.8%、商業地で名古屋市中区新栄町2丁目の12.3%でした。
◆蟹江町は住宅地、商業地ともに下落幅の縮小となっています。
国土交通省HPより抜粋
地価公示の詳しい内容は国土交通省HPで、各地点の具体的な公示地価は国土交通省のウェブサイト「土地総合情報システム」で閲覧できます。よかったらチェックしてみてください。