2022.07.12
雑草対策
今の季節、家の周りの雑草がたくさん生えてきてお困りの方も多いのではないでしょうか。
今回は、厄介な家の周りの雑草対策についてお話ししたいと思います。
◆まずは除草
雑草は夏から秋にかけて最も成長すると言われています。放っておくと、害虫が発生したり、アレルギーや花粉症を引き起こす場合もあります。何より見栄えが良くありません。まずは、すでに生えてしまっている雑草の除草が必要です。除草には
1手で抜く
2鎌や草刈り機で刈る
3除草剤を散布する
4業者に依頼する
といった方法がありますが、いずれも手間とコストがかかるうえに、せっかく除草してもまたすぐに生えてきてしまうため、この面倒な除草作業を頻繁に行わなければいけません。抜いては生えての繰り返しにうんざりしてしまいます。
◆除草後の予防が大切です
そこで雑草が生えてこないようにするための対策が必要となります。一般的には次のような方法がありますが、それぞれにデメリットがあります。
1砂利を敷く→×すき間からすぐに雑草が生えるため、雑草対策としてはあまり効果がない。
2防草シートを敷く→×見栄えが悪い。
3タイルやコンクリートを敷き詰める→×コストが高額。
4水で固まる土を使う→×施工が難しい。ヒビ割れなど劣化する。
5グランドカバープランツを植える→×うまく育たない場合がある。手入れが必要。
そこでオススメしたいのが、
「防草シートと砂利敷きのセット」です。
防草シートは雑草対策に効果的です。また防草シートの上に砂利を敷くことで防草効果を高めることができますし、黒いシートも見えず見栄えも良くなります。タイルやコンクリートに比べてコストを抑えることができるのもメリットです。
◆ポイント
ここで重要なのが防草シートの選び方と敷き方です。
[選び方]
薄手のシートは安価で気軽に取り入れられますが、光を通しやすく劣化も早いため、すぐに雑草が生えてきてしまうことがあります。厚手で光を通しにくい耐久性の高いものを選ぶことがポイントです。
[敷き方]
シートの端部分やつなぎ目には雑草が生えやすいため、すき間ができないようにしっかり敷き詰めることがポイントです。
完全ではありませんが、この方法で雑草のお手入れがぐーんと楽になるはずです。雑草対策に頭を悩ませている方、これからマイホームを建てられる方は、よかったら参考にしてみてください。