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不動産の難読漢字クイズ〈重要事項説明書・契約書編〉

不動産に関する用語には、読み方が難しいものが多くあります。今回は重要事項説明書と契約書の中から、漢字の読み方クイズを出題したいと思います。


【問題】

1.多寡

2.割賦販売

3.如何を問わず

4.賦課

5.貼付

6.金員

7.責めに帰すべき事由

8.毀損

9.瑕疵

 

【答え】

1.多寡→たか(多い少ない)

.損害額の多寡を問わず

 

2.割賦販売→かっぷはんばい(分割払いのこと)

 

3.如何を問わず→いかんを問わず(例外なく、どうであれ)

.名目形式の如何を問わず

 

4.賦課→ふか(税金や料金を課すること)

.本物件に対して賦課される固定資産税、都市計画税等

 

5.貼付→ちょうふ(貼り付けること「はりつけ」とは読みません)

.法令所定の印紙を貼付する

 

6.金員→きんいん(金銭のこと)

.受領済みの金員を無利息にてすみやかに返還する

 

7.責めに帰すべき事由→せめにきすべきじゆう(責められるべき落ち度や過失のこと「せき」とは読みません)

.売主の責めに帰すべき事由による場合

 

8.毀損→きそん(物がこわれること、利益・体面をそこなうこと)

.信用を毀損する行為

 

9.瑕疵→かし(不具合、欠陥、欠点のこと)

.住宅販売瑕疵担保保証金


何問正解できましたか?聞き慣れない言葉が多いと思いますが、これらの言葉の読み方や意味を知っておくと、重要事項説明書や契約書が理解しやすくなると思います。ぜひ覚えてみてくださいね。