2022.11.15
不動産の難読漢字クイズ〈重要事項説明書・契約書編〉
不動産に関する用語には、読み方が難しいものが多くあります。今回は重要事項説明書と契約書の中から、漢字の読み方クイズを出題したいと思います。
【問題】
1.多寡
2.割賦販売
3.如何を問わず
4.賦課
5.貼付
6.金員
7.責めに帰すべき事由
8.毀損
9.瑕疵
【答え】
1.多寡→たか(多い少ない)
例.損害額の多寡を問わず
2.割賦販売→かっぷはんばい(分割払いのこと)
3.如何を問わず→いかんを問わず(例外なく、どうであれ)
例.名目形式の如何を問わず
4.賦課→ふか(税金や料金を課すること)
例.本物件に対して賦課される固定資産税、都市計画税等
5.貼付→ちょうふ(貼り付けること「はりつけ」とは読みません)
例.法令所定の印紙を貼付する
6.金員→きんいん(金銭のこと)
例.受領済みの金員を無利息にてすみやかに返還する
7.責めに帰すべき事由→せめにきすべきじゆう(責められるべき落ち度や過失のこと「せき」とは読みません)
例.売主の責めに帰すべき事由による場合
8.毀損→きそん(物がこわれること、利益・体面をそこなうこと)
例.信用を毀損する行為
9.瑕疵→かし(不具合、欠陥、欠点のこと)
例.住宅販売瑕疵担保保証金
何問正解できましたか?聞き慣れない言葉が多いと思いますが、これらの言葉の読み方や意味を知っておくと、重要事項説明書や契約書が理解しやすくなると思います。ぜひ覚えてみてくださいね。