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ベランダとバルコニーの違いについて

建物の屋外スペースを表す用語には「ベランダ」や「バルコニー」をはじめ、いろいろなものがあります。今回はこれらの違いについてお話したいと思います。


◆ベランダ

建物から外に張り出して設置された、屋根のある屋外スペースのことです。

 

◆バルコニー

2階以上の位置で、建物から外に張り出して設置された、屋根のない屋外スペースのことです。

 

◆ルーフバルコニー

バルコニーに屋根が付いているものと思われがちですが、そうではなく下階の部屋の屋根(ルーフ)の上をバルコニーとして使用したスペースのことを指します。

 

◆インナーバルコニー

ルーフバルコニーに屋根が付いたもののことをいいます。建物から張り出しているバルコニーとは異なり、バルコニー部分が建物の内側に引っ込んだ形状となっているのが特徴です。

 

◆テラス

建物の1階から外に張り出して設置された屋外スペースのことです。地面より一段高くなった位置にタイルやコンクリートを敷いて作られます。

主に屋根がないものをいい、屋根がない点ではバルコニーと共通していますが、1階にあるものをテラス、2階以上にあるものをバルコニーと区別されています。

1階でも屋外に張り出して設置された屋根付きスペースであれば本来はベランダとなりますが、厳密に使い分けられているわけではなく、1階の屋外スペースをまとめて「テラス」という場合もあります。

 

 


これらの名称については法的な定義はない為、業者によって異なる呼び方をする場合もありますので、あらかじめ確認しておくと安心です。

それぞれの違いを理解しておけば、お家探しの際に自分のイメージが伝えやすくなると思います。ぜひ覚えてみてくださいね。