2026.04.06
不動産【売却】の流れ
不動産を売ると決めたけれど、何から始めたら良いのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。不動産を売却する際、いつ何をするのか、どんな手続きが必要かといった不動産売却における全体の流れを解説いたします。
不動産会社の仲介による売却の流れは以下の通りです。

①売却の相談
売却の動機やご希望の売却価格、売却時期、ご要望などを伺います。気になる事や現在のお悩みなどがあれば何でもご相談ください。細かくお伝えいただくことで、より的確なアドバイスやご提案ができます。
②査定/物件調査
物件の基本情報(面積、接道状況、周辺環境など)を確認するとともに、法務局や役所等へ出向き権利関係、法令上の制限、インフラの調査を行ったうえで、路線価、公示地価、成約事例などのさまざまなデータをもとに、いくらで売却できるかの金額を算出します。
また、売却時に必要となる諸費用(仲介手数料、登記費用、税金等)と手元に残る金額のシュミレーションもいたします。
③査定報告/販売計画の提案
査定書をお渡しして査定結果をご報告いたします。また、売主様のご要望やご状況に合わせた販売計画をご提案させていただきます。
査定を受けたからといって必ずしも売却する必要はありません。また、査定価格で売り出す必要もありません。じっくりご検討いただいたうえで、売出価格や販売計画にご納得いただけましたら媒介契約へ進みます。
④媒介契約
不動産会社と媒介契約(不動産会社に売却活動を委託し売買仲介を依頼する契約)を締結します。
⑤販売活動・内覧
不動産会社が、不動産ポータルサイトへの物件の掲載や広告の作成、ハウスメーカーなどへの個別営業を通じて販売活動を行い、問い合わせへの対応も行います。
販売活動中は、売主様へ定期的に進捗状況をご報告いたします。
また、内覧をご希望の方には実際に物件をご案内いたします。内覧には担当者が立ち会うので売主様が物件の案内や説明をする必要はありませんが、事前に掃除や整理整頓、不用品の処分をして、いつでも内覧に対応できるよう準備しておきましょう。
⑥購入希望者と条件の交渉
購入希望者から「購入申込書(買付証明書)」が提出されます。その後、不動産会社を介して価格や条件の交渉、日程の調整等を行い、売買契約へと進みます。
⑦売買契約
不動産会社が買主様に「重要事項説明」を行い、売主様・買主様・不動産会社の3者で「売買契約書の読み合わせ」を行います。内容に相違がないか確認して、売買契約書に署名捺印をします。その後買主様から売主様へ「手付金の支払い」が行われます。
⑧引渡しの準備
決済日までに、物件を買主様に引き渡すための準備を行います。具体的には、「必要書類(権利証、印鑑証明書、固定資産税納付書等)の準備」が必要となる他、物件の種別によっては「建物や残置物の解体・撤去」「抵当権抹消の準備」「引っ越しの手配」も行います。また、土地や戸建ての売却には「土地の測量・境界確認」を行うことを条件とする契約も多く、これには完了まで3~4ヶ月かかることもあります。
⑨決済・引渡し
金融機関や不動産会社にて、売主様・買主様・司法書士・不動会社の4者で『決済=売買代金の支払い』と同時に、『引き渡し=所有権移転登記の申請、鍵や必要な書類の受け渡し』を行います。
また、売主様に住宅ローンの残債がある場合は、受領した売買代金から支払いを完了させ、抵当権抹消の手続きも合わせて行います。
⑩確定申告
不動産の売却により売却益が発生した場合、翌年2/16~3/15の間に確定申告をします。
不動産を売却する際にはいろいろな手続きが必要です。
スムーズな取引のために、大まかな流れを把握しておくと安心です。


