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不動産業界用語〈初級編〉

不動産業界にはさまざまな業界用語が存在します。

今回の「初級編」は、業界用語のなかでも特によく使われているものをご紹介したいと思います。


◆元付(もとづけ)

不動産の売主側の仲介をする業者のことをいいます。 売主の不動産売却をサポートします。

 

◆客付(きゃくづけ)

不動産の買主側の仲介をする業者のことをいいます。買主の不動産購入をサポートします。

 

◆両手/片手(りょうて/かたて)

不動産業者の仲介手数料の受取り方を表す用語です。ひとつの不動産業者が売主と買主の双方から仲介手数料を受取る場合を「両手」、どちらか片方のみから受取る場合を「片手」といいます。売主から依頼を受けた業者が自ら買主を見つけた場合は「両手」、異なる業者が見つけた場合は「片手」となります。

 

◆分かれ(わかれ)

片手の取引が行われた際の、業者間の仲介手数料の配分を表す用語です。売主側の業者は売主から、買主側の業者は買主から、それぞれ仲介手数料を受取ることをいいます。

 

◆レインズ

不動産業者だけが利用できる不動産情報サイトです。各不動産業者が持っている情報をレインズに集めることで、市場に出ている物件情報を不動産業者間で共有できるようになっています。

 

◆物確(ぶっかく)

物件確認の略です。レインズ等に掲載されている物件が紹介可能かどうか売主や仲介業者に確認することをいいます。会社によっては物件を現地まで確認に行くことをいう場合もあります。

 

◆エンド

エンドユーザーの略です。不動産の流通過程において最終的な購入者となる人のことをいいます。一般の消費者のことです。

 

◆重説(じゅうせつ)

重要事項説明書の略です。物件に関する法令上の制限、取引条件、権利関係などの重要な情報が記載された書類で、不動産業者には契約の締結前に買主に対して重要事項説明書を交付して説明することが法律で義務付けられています。また、この「重要事項説明書を交付して説明する行為」を重説と呼ぶ場合もあります。

 

◆宅建士(たっけんし)

宅地建物取引士の略です。宅建士になるためには宅地建物取引士資格試験に合格し、都道府県知事の登録を受けて、宅地建物取引士証の交付を受ける必要があります。不動産取引において①重要事項の説明②重要事項説明書の記名押印③契約書の記名押印ができるのは宅建士だけです。

 

◆売契(ばいけい)

売買契約書の略です。取引の価格、引渡しの時期、違約の条件などが記載された書類です。


一般の方がこれらの用語を日常的に使うことはあまりないかと思いますが、用語の意味を知ることで不動産業界を少しでも身近に感じてもらえたら嬉しいです。